テクノロジー
DNAナノ構造がmiRNA結合をSERS光信号に変換し疾患診断を実現

この方法は、特定のmiRNAに遭遇すると結合方向を変えるDNAベースのナノ構造を用い、この変化を光信号(SERS)に変換する。研究成果は国際化学工学期刊『Chemical Engineering Journal』にオンライン掲載された。miRNAは、がんを含むさまざまな状態でレベルが変動するため、疾患のバイオマーカーとして注目されている。尿や血液中の細胞外小胞(EV)に含まれるmiRNAは、採血や組織採取の負担を軽減し、非侵襲的な疾患診断の可能性を提供する。しかし、既存の分析方法では別途増幅ステップが必要で、複数のmiRNAを同時に分析すると手順が複雑になる。この課題に対処するため、チームは2つのDNA四面体ナノ構造を用いた「Dual Tetrahedral DNA Orientation-SERS(DTO-SERS)」プラットフォームを開発した。この技術は、特定のmiRNAが2つのDNA構造を連結すると、それらが異なる方向で結合するように設計されている。研究者らは、DNAナノ構造を単なる支持体ではなく、標的に応じて構造と方向が変化するシグナル変換デバイスとして使用することの重要性を指摘した。
出典: Hankyoreh EN
このカテゴリで最も読まれている
記事を読み込み中…