国家安全保障担当記者ジョビー・ウォリックの新著『ザ・ジャッカル』は、殺人と誘拐を長年にわたり繰り返しながらも、法執行機関の追及を逃れ、ナイトクラブや高級ホテルに通っていたプレイボーイテロリスト、カルロス・ザ・ジャッカルの生涯を描いている。ウォリックの記述は、本名イリッチ・ラミレス・サンチェスという悪名高いテロリストが、1970年代から1980年代にかけて世界で最も指名手配された犯罪者の一人となった経緯を詳述している。同書は、豪華な生活を送る社交界の名士でありながら、ヨーロッパや中東で数多くの攻撃を指揮した冷酷な工作員でもあった彼の二重生活を探る。