米国のトランプ大統領は、イランの動向を米国が注視していると述べ、テヘランが合意に向けた圧力にさらされる中、米国はホルムズ海峡とその周辺地域で広範な権限を獲得したと主張した。トランプ氏は土曜朝、記者団に対し、イラン当局は米国との合意に前向きだが、自身が受け入れ可能と考える条件を受け入れていないと述べた。トランプ氏は、米国がイランに対して限られた軍事選択肢しか持たないという考えを軽視し、米国は単に事態の推移を見守っているだけだと述べた。 同氏は、米国がホルムズ海峡周辺地域、および「広大な陸地」を含む地域を「完全に支配している」と述べた。大統領はまた、イランが増大する財政難に直面していると特徴づけ、テヘランは国家機関への資金供給や警察・軍関係者への給与支払いに苦慮していると述べた。トランプ氏は、こうした経済的要因と、ホルムズ海峡をめぐる米国の姿勢が、テヘランを合意に前向きにさせたと述べた。 しかし、イランはまだ米国政府が受け入れ可能とみなす条件を提示していないと述べた。テヘランは、強気の立場から交渉していると主張している。イランのマスード・ペゼシュキアン大統領は、イランは覚書をめぐる協議に強気の立場から臨んでおり、核計画をめぐる交渉全体を通じてイランの利益と権利を守り続けると述べた。 これらの発言は、米国とイランの間の緊張が高まり、米国がイランへの経済的圧力を強めつつ、追加の軍事行動の可能性を残している中で出された。激しい応酬にもかかわらず、双方は依然として外交が実行可能であるとのシグナルを発しており、将来の合意条件をめぐっては大きな隔たりが残っているように見える。トランプ氏はまた、ソーシャルメディアで「我々はホルムズ海峡に関連するその地域全体を完全に支配している。それはその奥深く、陸地まで含む」と述べた。