よく知られたカシミール紛争のほかにも、南アジアにはインドとヒマラヤをめぐる領土問題がいくつか存在し、それぞれパキスタンとは異なる主張国が関わっている。これらの火種は、緊張が高まるまで見出しに載ることは少ないが、近年そのうちの2件ではすでに発砲が起きている。インドとパキスタンが3度の戦争を戦ったイスラム教徒多数派地域が世間の注目を集めているが、この地域の係争中の国境問題はそれだけではない。紛争は、武力衝突を引き起こす可能性が低いものから高いものの順にランク付けされている。最初のケースは、インド北東部の州である遠隔地アルナーチャル・プラデーシュ州にあるインド陸軍の前哨基地に関するものだ。各紛争の具体的な主張国と詳細は元の分析に記載されており、近年そのうちの2件で発砲があり、敵対行為が再発するリスクが高まっていると指摘されている。