ナンニ・モレッティ監督は、ヴェネチア映画祭のコンペティション部門で上映される新作『Succederà questa notte』で、自身のこれまでの作風から脱却したいと語った。記者会見で監督は「何年も前のインタビューで、私はいつも同じ映画を作りたいが、常により美しくしたいという、やや馬鹿げた言葉を生み出した。ある時点で自分に言ったんだ。もう同じ映画は作りたくない、と。今回は、ヴァリア・サンテッラとフェデリカ・ポントレーモリの協力も得て、ラブストーリーを想像した」と述べた。この映画はエシュコル・ネボの短編集『Legami』に大まかに基づいており、モレッティ監督の37年ぶりのリド帰還となる。ルイ・ガレルが書店員マッテオ役、ジャスミン・トリンカが女優グレタ役を演じるロマンティック・コメディで、2人の物語は長年にわたって展開する。